今回の第7回オンライン講演会も無事終了しました。ご参加いただきありがとうございました。今日のゲストはながさき自立生活センターこころの山口代表でした。
講話中話された、「親は親の人生がある。自分が縛ってるのが嫌だった。」この気持ち分かります。私も高校生くらいからそう感じていました。一生このまま、介護してもらうのか。私も親を縛っている感覚だった。「親は親の人生がある」「私も私の人生がある」この二つに共通目的がある交差点があるのならば、無理に自立をとは言わないが、共通目的がない。そもそも違う生き方をしたい。のであれば自立をお勧めする。要は両者にとってメリットであればそのままで良いと思う。しかしデメリット要素が強い場合は自立した方が良いと思っている。デメリットは悪いこと。ここはよく家族で話し合ったほうが良い気もする。私は介護負担ということがデメリットとして挙げられた。20歳で60kgくらいあったので、外出時やトイレ時はその巨体を抱き抱え、目的地まで移動してもらわないといけなかった。トイレ時は妹まで協力してもらい、抱えてもらっていた。母が腰を悪くするのは時間の問題だし、妹もいつかは嫁いで行くだろうし、介助者は家に上げたくないという母の拒否反応があった。←ここが大きいかもしれない。
両者のメリットはお互いの状態を知ることができること。仕事をしていることで経済的に楽になるだろう。
先ほど他のメリットを介助者に聞いてみた。同じことを言われる中で、一つ大きな確信に辿り着いた。それは、「実家を窮屈に感じているかどうか」だった。上記で私が話していた家族の誰かに頼んで介助してもらうこと。これが実家にいたことで、介助者を家に上げられない縛りがあり、それによって自分は窮屈に感じてしまっていた。より良い方法を知りながらもこれで現状維持というのに納得できなかったのだ。
いろいろ書いたが、今回の講演会は改めて考えさせられる会となりました。この辿り着いた確信を持ってターゲットを絞っていきたいと思います。山口さん、ありがとうございました。
