佐賀ではない地域に住んであるS氏の支援区分調査の立会いをさせてもらいました。
本人さんと母親、北古賀のヘルパーと北古賀の4人、本人許可をいただき、記録としてビデオ撮影をさせていただきました。北古賀自身も佐賀市で受けた支援区分調査、地域によって、役所の対応はどうなのかということもみながら、オブザーバー的な位置で話を聞いておりました。
調査から区分が決定するまでの流れは以下の通り

80項目の質問は神奈川のWebページのファイルを紹介します。
※ Wordファイルです。
初めてご覧になる方はこんなことを聞かれるんだなと思われるでしょう。私たち障がい者はサービスを受けるために、失禁や失便するか否かや、金銭管理が出来ますか? 他傷・自傷行為があるかなど受け答えをしないといけません。もちろんここでも合理的配慮はあります。例えば、あまりにも本人に聞くのが失礼にあたる項目などは親族に聞かれる場合もあります。(私の場合は聞いてもいいと伝えるので調査員の方もズバッと聞かれますが)男女差はあるのかなとも思えます。
公的サービスを利用するための調査とはいえ、ここでもジャッジするのは人なので、なんとも言えません。私は自由気ままに生きたい!それだけなのに。ここで言っても何も変わらないので、行動で示していきたいと思っています。とにかくよく考えて動くこと。これに尽きます。
その方の場合も同性の方が調査員でした。優しそうで安心しましたが、本人さんはど緊張だったと話してくれました。最初は誰でもそうだよな。と思いつつ、一つ一つ質問に答えていかれました。今回は無理のない生活をしよう。と一人暮らしに向けて、短期入所を検討したいというご本人の希望がありましたので、区分によって受けられるかどうかが左右されるので、慎重に本人さんの言葉を聞きながら、合いの手を入れつつ、一言でおわってしまう部分があったので、真実を伝えるようにこちらも考えながら、話に加わらせていただきました。親御さんも将来のことを考えて出来ないところは出来ない。と親の気持ちとしてはちょっと苦しかったでしょうけど、おっしゃってたので素晴らしい家族愛だなと思いました。
私も初めて支援者の区分調査に参加させていただき、まだまだ足りてなかった分や気付きを得ることができました。信頼してくださったS氏や親御さんに感謝したいです。ありがとうございました。