昨日、テレビを見ていたら、ヘルパー不足な世の中だからこそ、働きやすさを売りにする介護事業所の特集があった。それもボディービルダーを目指されている方が、一般の8時間勤務の労働だと筋肉優先な日々を過ごせない。これをどうにかしようと企業努力で、トレーニングジムの無料化だったりプロテイン手当月2万円など、介護勤務時間も6時間勤務+2時間はトレーニングに充てられるというものだった。※ボディービルダーの選手になることが条件らしい
これっていわゆる従業員のアスリート支援的なことだろう。これを報道だけしてもらったら良かったのだが。
私が問題視したのは、同企業の施設にて、女性の利用者に対して、そのマッスル介護士(男性)がお姫様抱っこをして車椅子からベットへの移乗をしているシーンがあって、利用者(女性)は鍛えられた介護士にお姫様抱っこを望んでいる的な構図だったことが、真実であっても、そこは同性介護で紹介して欲しかったなと個人的に思う。
変な誤解を生むような映像だったなと思ったのだ。利用者に取って良いことであれば良いのだが、中にはこれが当たり前だと思って、本当は異性介護が嫌だけど、内に秘めてしまう場合も考えられる。いわゆる妥協すること。「我慢」だ。
とは言っても、現状女性ヘルパーが多い。そんな中、企業努力をして男性ヘルパーにも働きやすい環境を整えるのは、すごく勉強になった。