東京から自薦の話を聞きに。

 以前勤めていた会社の上司が今東京に居られ、このブログを見ていてくださっていて、先日佐賀に帰ってくるから会おうと言われたので、昨夜お会いしました。

 東京でも田舎の方で、障がい者の放課後等デイサービスと児童発達支援を3歳から18歳までの範囲で行ってらっしゃいます。
 そこであるケースを聞いた。重度訪問介護を始めは利用していて、事業所撤退により、訪問看護と居宅介護に変わってしまった。それからは重度訪問介護は利用できていないとのこと。それで自薦ヘルパーさえ手配できれば、なんとかなるのかなと思われ、私に相談があったのでした。CIL HOPE SAGAの経緯などを一通りお教えし、自薦ヘルパーの話もしました。それと、大事なのは親ではなく施設でもなく当事者自身がどうしたいかであって、とりあえず何でもいいから当事者側から動き出すことだと私は思うと話させてもらいました。あとは社会経験が少ないので、社会とどう接していいか分からない人も多くいらっしゃるとも話しました。最後に今開催しているオンライン講演会と交流会にその事業所関係者でも参加できるか聞かれましたので是非ご参加ください。と話してお別れしました。

 はるばる東京から来てくださり、ありがとうございました。またこのご縁を大事にして協力し合える体制を作れたら良いなと思います。

コロナワクチン接種2回目

 実は11月1日に娘が誕生したその日に、15時から2回目となるコロナワクチンの接種を1回目と同様、佐賀整肢学園こども発達医療センターで受けた。
 1回目は打った瞬間から痛みがあったが、今回は注射の痛みだけだった。夜も吐き気と頭痛くらい(水分が足りてなかったのかも)で、熱も上がることはなかった。ただ腕が少し痛いなというくらいだった。
 翌日、妻子の面会があり、実母と連絡とった辺りから、少し熱っぽく感じるようになったので、以前処方してもらっていたカロナールを用心のため服用した。すると、病院に着いた頃より、もう熱っぽさは消えており、平気になっていた。

 その夜、今活動している「さがすたいる」の打ち合わせとその後、飲食したが、腕の痛みぐらいで全然なんともなかった。カロナールのおかげかなと思っている。

 翌日(昨日)は、その前日の無茶が祟って、少々眠気はあったが、それ以外は平気だった。

 個人差はあるので、確かなことではないが、考えていたよりは随分楽だったように思える。しかしまだコロナは増え続けているし、妻子もワクチン接種はまだなので、まだ慎重に動く必要はあると考える。以上、私個人の経過でした。3回目もあるなら、またご報告致します。

第6回オンライン講演会+交流会のお知らせ

  みなさんこんにちわ。今回、まだチラシができておりませんが、案内だけさせてください。

 期日:11月13日(土) 14:00〜16:00
 場所:オンラインZoom
 Zoom URL:https://us02web.zoom.us/j/88542554366?pwd=dzNTMkozMkJMY2I5ZnY1VnhxL0RMdz09
 ミーティングコード:88542554366
 パスコード:3661
 参加費:無料 どなたでもご参加OK!

 ゲスト:堤 龍平 氏(つつみ りゅうへい)
 年齢:26歳
 障がい:コブ症候群
 所属:CIL佐世保 代表

 ちゃんとしたチラシができたら、またアップさせていただきます。

子供が産まれました。

 Facebookでは嬉しさのあまり先に流してしまいましたが、11月1日(月)11時ちょっと過ぎに第一子が産まれてきてくれました。体重3128g。とても元気な女の子。
 私はちょうどコンビニに行っており、産声を聞くことはできなかったけど、2〜3時間後に保育器越しに初対面を果たしました。とても元気に動いてくれていて、ストレッチャーに乗っている妻にも見えるように看護師さんが保育器の中で抱き抱えてくれて、二人でジーッと見て産まれた実感を噛み締めていました。私は子供にデレデレw
 私は早速親バカな行動。可愛い娘をビデオに収めたい! 看護師さんにお願いして撮っていただいたし、ブレるの覚悟で自分でも撮ったし、本当に今の瞬間を撮影しておかなければという思いで夢中になって撮っていました。
 看護師さんに撮っていただいてた時に私から妻に「よう頑張ってくれたね。ありがとう。」って言葉かけをすると、「うん。よかったね。皆さんのお陰でね。ありがとうございます。」と周りに感謝してた。そうだよね。と思って、私も「ありがとうございました。」とお伝えしました。産まれるのにもたくさんの人が関わってくださって、今日を迎えることができたこと。感謝だなと思います。
 その後は面会時間が15分となっており、義母と一緒に妻の元に寄り添いました。このまま夕方まで居たかったですが、そこは皆さんと同じ条件なので、仕方がなく帰宅することになりました。自動ドアも看護師さんに開けてもらわないと病棟へは入れないつくりなので、最後にもう一眼だけ赤ちゃんに会って「すくすく育つんだよ」と声かけして病棟を出ました。実に名残惜しい。

 誕生2日目も面会に行きました。今度は実母と一緒に。赤ちゃんは保育器から出ていて、抱っこができる状態になっていました。顔も少しシュッとしたかな? 母は見るなり「あら〜 かわいかね〜 抱っこしてよかろうか?」妻に問うわけですよ。妻はどうぞ〜って感じだったんだけど、おいおいおいおい。ちょっと待て。最初は妻が抱っこするだろう。と私は細かいことを気にしてしまった。妻は寛大だから後でも抱っこできるからって言ってたが、なんだかね。申し訳ないなと思いながら、抱っこされた様子をまた動画に収めておりました。次はいよいよ妻の番! 椅子に座って、私にも良く見える様にしてくれたので、触ってみたいという感情になり、動きになり、付随運動もありつつ、コントロールして触ることに成功するのです。私の人差し指を差し出すと右手でぎゅっと握ってくれて。これには感動しました! 書いている今でも覚えているほど、印象深い出来事でした。そして面会時間が終わる頃に、赤ちゃんをベットに移動すると、初めて泣いて声を聴かせてくれました。それにも愛おしくなるほど、可愛すぎる赤ちゃんにデレデレな私でした。

 まだ父親と言う感じがなくて、ただただ可愛い赤ちゃんに夢中なだけだけど、これから沢山経験していく中で、じっくりコトコト煮込まれて、普通の父親になれたらなと思います。まだまだ未熟者なので、沢山のことを皆さんから教えていただくことになると思います。どうかどうかご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 妻と娘に。たくさんの幸せをありがとう。これからも一緒に幸せ作っていこうね。

諸富南小学校で講話

 先日スポーツ協会から依頼を受けまして、諸富南小学校での講話をしてきました。講話自体はパラスポーツを通して、障がい当事者の理解にも繋がるようなそんな授業でした。主の目的は「ボッチャ・ゴールボール」を体験しようということでしたが、教会の計らいで、電動車いすサッカーも宣伝しよう!ということで、チームメイトが簡単な説明をして、私がパフォーマーとして、生徒にパスを出したり、回転キックをしてみたり、コーンを置いてその間にシュートをしてみたりとしていました。ゴールに上手く入ると拍手! すごく自然に歓声も聞こえたのが嬉しかったな。

 その後は生徒に混じりボッチャたいけんでした。ボッチャの説明はここを参照
 私は自分でも投球できるのですが、生徒に手伝っていただくことの大事さを伝えるために、敢えてそこはランプ(斜面台)を使わせてもらいました。ランプ上部にボールをセットし、ジャックボールとランプとの角度を生徒さんに伝えてランプを動かしてもらいます。(この時角度調整をする生徒さんはジャックボールを見てはいけない)そして私がセットしたボールを下からちょこんと上に押し出すと、ボールがランプを滑ってジャックボールへと転がっていきます。
 3セット行ったのですが、セット終わりに転がったボールを取ってきてくれる生徒さんが2人いて、私に渡そうと取り合いが勃発。譲り合いも見れたし、これも良いなと思ったのでした。こういう子達が、障がい者と触れ合うことで、興味を持ってくれて後々の介護業界に来てくれることを密かに願いつつ、手伝ってもらった後は「ありがとう」と声をかけていました。

最初の練習では自分で投げていた。が、これでは触れ合いにはならないことに気付く。

 「私のような重度な障がい者でもこうやってスポーツができる!」
佐賀県独自の「さがすたいる」や今回のようなパラスポーツを当事者在きで伝えることって凄く大事な取り組みだと思う。幼き頃のインパクトのある講話は今でも覚えているものだから、そうなってくれたら有り難い。
 私が20歳の時にラーメン食べながら友人たちに語っていた。講演会など、私たちが声を上げることで、当事者の仕事になり、自立することが出来るのではないかと。まさにその事が今出来つつある。こういう機会を絶やさないこと。そして、障がい者のみなさんが自信を持って、発表できる環境を整えることが、今の私たちの課題かなと思っている。本当に良い機会をいただいてありがとうございました。

GoProを使った実験

 友人から借りてるGoProをもっと活かしたい。そして、動画アップをしていこうと思っている。まずは日常の撮影からやっていこうと思った。

 今、GoProを頭に取り付けて撮影しながら入力している。時々バンドが頭から外れそうになるし、若干頭が重たいが仕方がない。
 先程は試し撮りで家の周りを一周してきた。自分の発している声が嫌いで嫌いでw
ええ声にならんかなと思いながら、撮ったものを見ていました。

 ええもんが撮れたらここにもアップしていきたいと思います。乞うご期待!

サムネが決まらない!

 こんにちわ。この間の第5回オンライン講演会と交流会のYouTubeに上げるサムネが決まらなくて困っています。シンプルに上げるのかちょっと凝るのか。凝らないと見てくれないし、シンプルだとそもそも見てくれない。

 今朝、TikTokで100万人フォロワーがいる動画編集の方(大事な名前を忘れてしまった)が、ウィルスミスがこの人の動画編集技術の高さは群を抜いているとつぶやいたことで一躍有名人に。

 iPhoneを使った動画撮影なのだが、瞬間移動風に見せた動画だとか、スローモーション機能を使っての見せ方だったりとか、撮影方法を特集されていた。

・撮影時はグリッド線を表示し被写体を真ん中に映るように撮影する

・iPhoneを逆さまにしたままで撮る

・スローモーション撮影で花が咲いている中から雲に目掛けて撮影する

 やっぱり群を抜くものがないとこのネット社会はついていけないようだ。だが、私は私で、自分にしか撮れないものを撮ってみせる!それは良いがサムネが・・・作れなくて困っている。誰か〜 救いの手を〜 助けてください!

久々の焼肉と6名でサッカー

 昨日は今支援を行っているY氏と焼肉に行ったり、サッカーをしたりしました。一番の目的は、普通型電動車いすのチルトとリクライニングの体験でした。

 まず焼肉で腹ごしらえ! 女性ということで嫁にも来てもらい、お手伝いしていただきました。(モザイクですが、様子をどうぞ!)

焼肉を食べるY氏と嫁のツーショット

 久しぶりの焼肉にお腹いっぱい食べて、その後、自宅に戻ってチルト・リクライニング体験でした。動画を作ったのでどうぞご覧ください。

普通型電動車いすのチルトとリクライニングを初体験!

 19日にも病院にあった手動のリクライニングを体験されていましたが、電動を体験しておきたいという希望があり、北古賀家に保管しているものがあったのでお招きしました。安全対策として、家に取り付けてあるリフトを使って車いすから車いすの移乗を行い、そして、試乗中も万が一のことがあるかもしれないと、リフトベルトを装着したままで、体験していただきました。さまざまな事情があり、今回は簡易型電動に決められましたが、次の申請時には自立をしているかもなので、普通型にしたいなと言われました。選択肢を増やすこととそれを選ぶという大切さを改めて大事だなと思いました。

 そして最後にサッカー練習をしました。今回はなんと! 全員で6名も参加がありました。いつもは2〜3名くらい。久しぶりに3対3を行いました。10分の4セット行い、そのY氏を含めた私たちのチームで良いシーンがありましたので、動画で紹介させて下さい。

電動車いすサッカー練習試合 久々の3対3でゴールシーン!

Y氏がシュートをして見事ゴール!w マジで興奮した! 是非是非見てください!

 という感じで充実した1日を過ごしました。ただ今日は両太ももが筋肉痛!w

第5回オンライン講演会と交流会! 無事終了しました。

 今回も数名の方に来ていただき、ありがとうございました。

交流会終わりの会の様子です。

 本日は長野県上田市の井出今日我さんに来ていただきました。講演会ではご自身の生き方について熱く語っていただきました。その後、北古賀とのセッションをさせていただき、最後の交流会では、佐賀の参加者の方からフリーハグはどんな感じだったのかとか、24時間介護が決まるまでの市の対応についてなど質問が上がっておりました。前向きに検討していただいているのかなと感じ、嬉しくなりました。

 また今回の模様は動画に撮りましたので後日配信を計画しています。乞うご期待!
 ※ 講演会のみの配信となります。

 ということで、次回は11月13日(土) ゲストはCIL佐世保の堤龍平さんに来ていただきます。ご都合良ければご参加下さい。

牛津小学校3年生へ向けた授業

 昨日、佐賀県UD出前講座という事業の一環で、牛津小学校3年生を対象とし、県職員の方と一緒にUD(ユニバーサルデザイン)について授業を行いました。

 前回も3年生が対象だったのですが、超高学年・下手したら大学生向けの講話になってしまい、子供達はポカーンとなってしまった。唯一、電動車椅子で体育館を走ったり、サッカーのパス回しをしたら、これはウケた。(電動車椅子があれば誰でもできると思うw)動くことはすごく良いな!と感じた前回、ただ座学はこのままではいかんと思いまして、もっとどうしたら子供ウケするのか。今回こそは挽回できれば!と思ってました。

 事前打ち合わせは、以前のブログ記事を読んでもらえたら状況が分かります。

 今までは、自分のみで講話内容を作り、編集しを繰り返し、詰め込みすぎて、タイムオーバーとなることが多く、最終的に何を伝えたかったのか、疑問に感じる講話でした。今回は初めから介助者や妻に協力してもらい、自分が何を伝えたいのかを一緒に考えてもらい作り上げました。ワクワクするサッカーのパス回しなどを考えると、講話自体は本当に絞って絞って本当に伝えたいことを中心としました。

 結果は、まとめ部分や画像の見せ方は改良が必要だけど、あとは、以前よりはポカーンとなることなく、うまくやれたのかなという感じでした。そしてサッカーに移る前に、休憩を挟んだ時でした。サッカー準備をしている私の元に生徒達が近寄って来て、そのうちの一人の女の子が質問をしてきました。「お風呂はどうやって入っているの?」と。お!これは凄い好奇心だな!と思って丁寧に答えました。嬉しそうな表情を見せてくれてほっこりしました。その後、群がった生徒さんと一緒に体育館を2周くらいしてみました。もう、みんな元気元気。凄く楽しそうだったな。

 それからサッカーパス回しをしました。生徒さんに体育館の外周合わせて広がってもらい、代表者を1組を男女1名ずつ、計4組。左右に1人ずつ居てもらいそこに目掛けてボールを全力で蹴り込む感じ。男女で少し蹴り方を変えましたがw 途中、うまくトラップできると、「おー」と言う歓声が。そしてバチコーンと蹴ると「すげぇ」という声も聞けて、生徒さん達が楽しそうで良かったなと思いました。

 講話最後に質問コーナーを設けた。すると手が上がる上がる。次から次へと質問が飛んできた。前回はここまで辿り着けなかったが、今回は偉い成長となった。10以上の質問が上がったので、全部は覚えていないが、印象に残った質問は、「障がいがなかったら何をしたかったか。」だった。運転と答えたが、障がいがなかったらなんてことを普段からなかなか考えないので、新鮮で面白かった。もっともっと質問がありそうだったが、時間が来てしまったのでそこで終了となりました。

 今回は前回の反省を踏まえて、リベンジャーズとして考えていたため、なかなか良かったのではないかと思う。(自己評価は甘い)県職員さんも前回と見違えるくらい良かった。また次からもお願いします。と言われたし、担任の先生からも「質問のとき、ありがとうって返しが自然で、北古賀さんは小学生向きだ。」とも言われて、それがお世辞だと分かっていても前回のこともあったので嬉しくて嬉しくて柄にもなくスキップしてって、スキップできないですけど、結構嬉しかったですね。

 最後に校長室で校長先生からお礼の言葉をいただきました。私は、「UDの意識を小さい頃から進めている、校長先生はじめ先生方の意識が凄く嬉しいです。今後もよろしくお願い致します。」とお礼を言って、学校を後にしました。

 もっともっとこういう機会が増えて行くこと。そして当事者自身も私だけではなくて、もっと発表できる人が増えていけば、多様性な社会が築けるのではないかと私は思います。頑張っていこう!