今のグループホームの実態

 みなさん、今日から2月が始まりましたがいかがお過ごしでしょうか? コロナ禍で外出自粛を余儀なくされておりますが、もっと厳しい環境に置かれている方々がいます。

 先程まで金立特別支援学校の後輩と話しておりました。今はグループホーム(GH)に入所されて、B型と生活介護を利用されながら生活しているとのこと。
 現在の環境に驚きを隠せませんでした。仕方がないと言われればそうでしょうが、外出はできていないとのことでした。
 第5波が収まってきた頃には月2回くらいは移動支援で外出していたということですが、今回の第6波が猛威を奮っている今は外出を施設側が禁止しているとのこと。
 まぁ利用者の感染を回避するためだとは思いますし、施設運営上、仕方がないのかなとも感じます。しかし、外出を禁止されているというのは如何なものだろうかと思います。
 家族でもない職員に、あなたはコロナにかかるかもしれないし、感染したら周りに迷惑かかるので外出できません。学生寮などでもそうなのでしょうか? なるべく感染しないように感染対策を行なって自己責任で。とはなっていないでしょうか?
 何も感染して良いじゃないかと言っているわけではなくて、これは一例ですが、なんでも自分で選択させてくれない施設が嫌だと言いたいのです。
当センターでは 「自己責任・自己決定・自己選択」 これが自立生活において大事なこと・当たり前の権利だと思っています。この内の自己選択が出来ないのがおかしいと言っているのです。

 後輩も30歳に近づいてきて、このままでいいのだろうかと今後ことを真剣に悩んでいるようでした。なので、お話を聞いたりしたいことをお手伝いして、いつかは自分らしい生活を送れるように頑張っていきましょうと話しました。今後も引き続き連絡を取っていこうと思います。貴重な情報を聞かせてくれてありがとうございました。

ピアカウンセリング受講者の集い

 先日受講したAJU車いすセンターのピアカウンセリング集中講座、その後の集まりみたいなのが開催されていたので参加しました。当然佐賀からは私だけ。方言のずっぎんどがんしゅ〜(方言出たらどうしよう)とか思ってた。妻や友達から「あんた根っからの佐賀人よね〜」と言われるほど、訛りは強いのだ。一抹の不安はあったが、オンラインじゃなくても通る道。石橋を叩いてみようぜホトトギス!w なんか分からんけど。

 結局、楽しく参加できました! 知り合いは少なかったけど。。。新たな出会いもあって、初対面でセッションしても物おじしなかったし方言も意識してあんまり出してなかったと思うので、ま、良しとしましょ! また来月もあるそうなので、また参加したいと思います。
 また良い体験をさせてもらいました。ありがとうございました。

動眠(伍信A5・動眠TM TREMO)全身運動台のご紹介

 コロナ禍で運動不足だったりしませんか。私は長時間車椅子に乗っていることが多いので、主に上半身しか運動していません。だから訪問看護の方に薦められた動眠TM TREMOというものを利用しています。仰向けで寝ている状態に膝を曲げ、台の上に足を乗せる。お尻にも当たるように置くと、腰まで律動が伝わり気持ちいいです。私は週一で利用しているのですが、使用後は足が軽くなったような感覚がありました。なので、病気で足が浮腫んでいた父にも使ってもらっています。数日後に連絡してみると、浮腫が取れて動きやすくなったと言っていました。

 今日はその製造メーカー 株式会社 伍信 代表の廣江様が使用状況などを聞きに来られました。お客様の声を大事にしたいという意思を感じられたので、ここで紹介させていただきました。ゆくゆくは障がい者のアスリート支援ということで、オンラインサロンにも加わっていただきたいなと思っています。
 今在宅勤務が横行している中、外出するとコロナに感染してしまうかもしれない。でも運動しないとと思っている方は一度、動眠TM TREMO(全身運動台)を検討してみてはいかがでしょうか?

 株式会社 伍信
 https://doumin.jp/products/

 動眠TM TREMOーの効果は
 普段使わない筋肉の運動不足を解消
 足の浮腫み・冷え性の解消(血流が良くなるため)
 リラックス効果 起床時や就寝時などTPOに合わせ律動のレベル調整が可能です。
 (休みたい時はゆっくり、ちょっと運動したいときは早く設定できます)

 文字で書いても伝わらないので、近々使用しているところを動画に撮って紹介したいと思います。

 ここまでが昨日(1月26日)の出来事。ここからが今日(1月27日)の出来事。

 昨日からこの記事を書いている。
 伍信の代表からデモ機を貸し出してくれるとのご提案があり、再度ここに来ていただきました。早速デモ機をセッティング! 動画を撮ったので、後ほどアップさせていただきます!
 現在電動車椅子のフットレストの下に動眠TM TREMOを置いてレベル5の律動で使用中。床に寝転んで使用している時は、足が台から落っこちないように調整しないといけなかったのだが、いつも使っている電動車椅子のフットレストだから、すごい安定感があり、めっちゃくちゃ気持ち良い! 同時にこの記事も作成できるし、最高の運動マシーンだ! この気持ちは体験せんば分からん分からん。
 ここにデモ機を置かせてもらったので遊びに来ていただいたら無料体験できますよ。

 このような機会をいただき伍信の代表様、本当にありがとうございました。

コロナ全国で4万越え!

 なんだかな〜 コロナに踊らされてるような今日この頃。
 佐賀は四捨五入したら300人。
 介助派遣で契約している事業所からは感染防止対策として消毒液を送ってもらった。しかも5Lも! 今扉入ってすぐのパソコンデスクに設置している。有難いことにフェイスシールドも検討してあったが、私の場合、付随運動があるので、すぐ外れてしまうし、それによってまた筋緊張も起こってしまうので、マスクだけで対応すると答えた。この対応をして下さったのは自薦ヘルパーが所属する事業所だ。やはり当事者が関わっている事業所だからこそ、きめ細やかなサービスを提供できるのだなと思いました。感謝です!

自薦ヘルパーの所属事業所よりいただいた消毒液

 私はワクチンを2回接種している。しかし妊婦だった妻、最近生まれたばかりの娘は打てていない。妻は今から打ちに行けばいいが、娘に関しては打てないとなっている。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0044.html
 そのため、もし妻か私が感染してしまった場合などを考えると外出を自粛した方がいいのかなと思ってしまう。しかし、今だからこそ繋がった方がいいという見方もある。どんどん孤立してしまっている当事者の方もいると思うからだ。

 オンラインで交流会だけでも開催しようかなとも考えている。こういう時だからこそ、そんな機会が必要ではないかと思う。来てくれている皆さんはどう思いますか?
 コメントいただければ幸いです。

先日受けたピアカウンセリング集中講座について

AJU車いすセンター主催のピアカウンセリング集中講座 終了

 先月よりまたピアカウンセリングの集中講座を受けておりました。何度受けても面白いしタメになります。今回受講証明書も発行していただきました。次は長期講座を受講したいと思います。その前にコロナが落ち着かないとね〜 長期講座もオンラインで行えないのだろうか。情報あったらコメントいただければ幸いです。

受講証明書をいただきました!

第36回「国際障害者年」連続シンポジウムに参加しました。

 表題の通り、13時より初めて参加させてもらいました。この情報は推進協会の大野さんからいただきました。ここに感想を書きたいと思います。

 知的障がい者の親御さんのお話
 施設からの自立事例
 コロナ禍における自立支援の状況(キンジス病棟からの地域移行)
 障がい者権利条約による脱施設化  などなど
 本当に色々な勉強となった。

 なんでもそうだけど、まずは当事者がどうしたいか。そして何を選ぶか。もっとシンプルに好き嫌いで決めても良いのかもしれないなと思いました。
 大人になるにつれて、失敗を恐れ、悪い方に悪い方に考えてしまうこと多くなってないかな。他人の評価とか誹謗中傷とか気になって、最後には自分には出来るわけがないって諦めてしまいがちではないかなと思いました。全てが環境のせいではないのですが、やはり当事者には障がいが故に出来ないから自信がないのだと感じます。
 自信が付いてくるのは何かを達成した時(成功体験)や人から頼られる時(尊敬)だと個人的には思います。それと同時に幸福感も得られると思います。その幸福感が高いと、次のやる気に繋がり、バイタリティーのある当事者となる可能性が高いかなと。(個人の見解です)
 だったら失敗することも成功体験になれば良いと思いませんか。事と次第によって変わってくるかもしれませんが、経験というものは消えないですし、その人にとってのプラス要素には間違いありません。当事者の経験は他人からしか生み出されません。だから幼い頃よりいろんな経験をしてきた人こそ、他者との関わり合いを持っている。だからこそ、うまく立ち回ることができて、幸福になって行くのかなと持論ですが思いました。地域での生活をしていくと、さまざまな人と会うこととなります。十人十色でいろんな刺激もあって、それもまたその人の経験となり幸福と繋がっています。もちろん大変な思いもするかもしれませんし、嫌になることだってあります。そういう時こそ、こうやって活動している当事者が傍にいます。困った時は相談をしてみてください。きっとお役に立てることもあるかもしれません。
 つまり困った時こそ、誰かを頼っても良いのだということと、いろんな経験をして幸せを掴みましょ!ということかな。

 まとまってるかどうかはさておき、今日のシンポジウムで、私の考えが更に増したなと思いました。参加して良かった。

オンライン講演会+交流会のお知らせ

 みなさん、こんにちわ! 北古賀です。今月はオンライン講演会は無しで来月よりまた再開したいと思います。

 来月は20日(日) 自立生活センター十彩の中野氏にゲストとして来ていただきます。チラシもできたので掲載したいと思います。みなさん、ご都合よろしければご参加下さい!

2月20日(日)オンライン講演会+交流会 ゲスト:中野 まこ氏

 大学進学を機に自立生活を始められたということで、親の反対はなかったのかとか、介助者探しの状況とか、初めての一人暮らしはどうだったかなどなど、聞いて行く予定です。また中野さんは自立生活センターで働いている方です。働いているということは重度訪問介護は利用できません。どういう工夫をして活動されているか聞いてみたいと思います。是非仕事をしている方にも聞いていただきたい講話です。みなさんの参加お待ちしています。

STSさんからの取材依頼 Part 2

 本日、午後から取材を受けるため、紹介した友人宅まで行きました。ちょうどSTSさんもいらっしゃり取材開始。記者さんとは電話で話したくらいで、この時が初対面。お綺麗な方だったなぁ〜w(マスクで全部は見れてないけど)カメラマンさんは長身な方でデカイカメラを肩に担いで撮ってらっしゃいました。お二人ともすごく優しそうな雰囲気で安心しました。

 私が思っていた通り、私よりも人工呼吸器を使ってらっしゃるY氏の体験は、まさに生きるための避難っという感じでした。お母様のご尽力も凄いと話を伺って思いました。詳しくは18日に報道される番組をご覧ください。本当にお頼みして良かったなと思った取材でした。急なご対応にご協力、ありがとうございました。

 ぜひぜひ18日は「佐賀テレビ」をご覧ください!
 取材後に撮った写真です。Y氏はいつもと違う感じにちょっとお疲れモードかな。

STS取材を受けるY氏 放送は18日だそうです。

 私自身もこうやって関わらせていただくことで、勉強させていただいています。絶対オンラインサロンも軌道に乗せて、希望(幸せ)を作っていくぞ!

STSさんからの取材依頼 Part 1

 友達が佐賀テレビさんに勤めていてそこの部署からの依頼で、携帯に連絡が来た。内容は一昨年の台風時の避難状況について、状況や市に対してもっとここをこうしてほしいなど伝えたいことがあったら話してほしいと言われました。
 私がその時に考えたのは、私よりも適任者がいるということでした。喀痰吸引をしないといけない方は電気供給がないと痰を取り除くことができなくなり、気管を塞いでしまい命を落とす可能性があります。なので、そういう方に出演していただいた方が切実さが伝わるのではないかと思いました。それを依頼者に伝えると快くOKしてもらえ、そこから友達の母親に連絡をさせていただきました。

 佐賀市でも一昨年より福祉避難所が開設されるようになり、障がい者でも利用しやすくなっています。個人的に利用してみて思ったことは以下の通り

・避難場所までの移動手段(福祉車両がない場合や冠水時・防風の中どうやって避難所まで行くのか)
・可能なら介護職員を数名配置して欲しい。市の職員さんや看護師さんはいらっしゃったと思うけど、介護従事者はいなかった。有事の際なので、難しいことは承知だ。しかし、行ってみてはじめて分かったが、必ず付き添い1名を付けないといけないというルールがあった。もし私が独身で一人暮らしをしている場合+介助者も入れなくなった場合は単独になってしまうので利用できないことになる。(そもそも持参しないといけないものも用意できないので単独では無理なのだが) 
・上記のことに付随するかもしれないが、トイレ問題があった。妻だけの状況で慣れない地でのトイレ移乗は結構スリルがある。介護中のぎっくり腰だ。一度私を抱えて腰を痛めたことがある。なので、家ではほぼほぼ介助者がトイレ介助をしてくれている。だが避難所では妻に頼らざる得ない状況。なので、係の方に許可を出してもらい、ベッドに衝立を設置し、ベッド上での排泄をすることになった。なかなか経験しないと分からないのだが、普通の状態ではないことに精神的にきているのか、はたまた老いなのかなかなか出ないのだった。
・自分に合う寝床はあるのか。避難所にあったのは組み立てやすい段ボールの簡易ベッド。健常者にとってはちょうど良い強度なのだろうが、私が使うと思いもよらぬところに力が入ってしまうため、起きあがろうとした時に重ねて置いた段ボールシートの表面が陥没というのが数ヵ所あった。手摺がある廊下に設置してもらったので、多少は違うだろうが、手摺もなかったら最悪な状態だったと言えるだろう。

 このように、私が経験したことによって、大きな気付きとなり、周りの皆さんに伝えることができます。これを様々な当事者の方が利用していき、改善して行けることこそが、今の私たちにできることではないかと考えます。

ここまでが10日・11日に入力した情報でした。
次の投稿は取材終わりに作成している分です。

新年のご挨拶! いーはとーぶへ

 今年も大分お世話になると思われるいーはとーぶへ行ってきました。

 中学生の2人、すごく素直で良い感じ! 今日はパソコン操作を軽くお教えし、オンラインサロンの登録をすべく、フリーのメールアドレスを取得するまでをしてきました。1人は成功したのですが、もう1人はなぜか認証してくれなくて、これは次来るまでの宿題!ということで、今から設定をしていくことになります。2人ともパソコンには興味ありそうだったし、いずれは使うものだろうから、今の内にレクチャーしていきます。私もパソコン始めたては、右手だけでの文字入力だった。けど、今は、両手で使える指は少ないけど、なんとかキーを見ずに入力できるくらいにまでなっている。きっとやろうと思えば、なんでもできるようになるさ! あとは環境をどう整えていくか。

 環境って本当に大事。諦めることもあるだろうけど、自分の中にある「こーしたい」「あーしたい」を声に出して言う勇気。これは親が無理だろうと言ってしまうと、「あ、私には無理なんだ。」と諦める選択肢しか生まない。しかし、「とりあえず思った通りにやってみたら良い。」と言われると、やってみた時のし辛さや、できる方法を探すようになるので、自分風にアレンジすることができる。これが新たな発見となり、確立できれば、その人の新たな武器となるのだ。私の場合はパソコンだった。中学3年生の時に購入したiMac G3。これで絵を描いてみたり、HPを作ってみたりといろいろと出来ることを知る。これが私の武器だ!とそう思って、人よりもある程度のことを出来るように勉強した。多分2人にも選べる選択肢をたくさん増やしてあげることが、未来のためになるのではないかと思っている。別にゲームも選択肢の一つでもいい。自分にはこれが必要だ!と思ったら、それに没頭して突き進んでいくのもありだと思う。縛られないで捕らわれないで、あなたらしい生き方を送ってもらえれば、それで良いのかなと私は思います。

 〇〇したい!を大事に。そして2人にもっと選択肢が増えるよう話をしていきたいと思います。また次会うときにも話してみましょう! これからもよろしくお願いします。