先日取材の件を書きましたが昨日その様子が報道されました。医療的ケアが必要な方の災害時避難についてでした。
最初はサガテレビの友人から担当記者さんに私を紹介され、私に連絡が来ました。私もそれなりに大変な思いはしていたものの、私よりも大変な思いをされた方を知っていたので、今回は山本さんをご紹介させていただきました。医療的ケアが必要な方は電源の確保が一番重要です。災害時は停電なども考えられ、長期化すると家庭で用意されている予備電源だけでは到底足りません。なので、福祉避難所に安定した電圧の電源が必要なのです。それが2020年9月に初めて福祉避難所が創設されましたが、どこの避難所もガソリン式の電源で、安定しない電圧なので、はっきり言って使えないのでした。そこで佐賀市さんが市の4階を提供してくださったのです! 詳しくは昨日の報道をご覧下さい。
サガテレビ 2022年02月01日報道
https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2022020108496
これを機に、私たち当事者がもっともっと声をあげて、災害時の避難のあり方を提言して、佐賀市でも県でも連携した避難訓練が出来たらと思います。
それに先日の佐賀県肢体不自由児者父母の会連合会に出席させていただいた時にも保護者の方から、特別支援学校を福祉避難所に指定できないものなのかと発案がありました。日頃から利用していない見知らぬ地で、コロナ禍で衛生面も問われる現在、そういう臨機応変な対応が必要ではないかなと私も思いました。県の持ち物だから市が介入できないとか、有事の際なのだからそんなこと言ってられない。人の命がかかってる問題なのだから! もっと柔軟に対応していただけると、当事者的には嬉しいです。緊急的に必要ならば体制を予め作っておけば良いだけだと私は思うのでした。現実そう簡単には行かないことなのだろうけど。
当事者パワーを集めて、市議会議員さん・県議会議員さん・国会議員さんに提言していきましょ! 変えられるのは、実際困る私たちなのだから! これからも一緒に伝えていきましょう!